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般若波羅蜜多心経般若波羅蜜多心經

般若心経(智慧の核心を説く経典) 般若波羅蜜多心經 · 玄奘 漢訳 · 649年(唐・貞観23年) · 段落 6 · 漢字 293字 · 朗読 1.2分

般若心経(智慧の核心を説く経典) 全一巻 「色は即ち空であり、空は即ち色である」 — 仏教の智慧を260字に凝縮した経典。東アジアで最も多く暗唱されてきた文章である。玄奘がインドから帰って漢文に訳した。

1五つの集まりがすべて空であると照らし見る

觀自在菩薩,行深般若波羅蜜多時,照見五蘊皆空,度一切苦厄。

観自在菩薩が深い般若波羅蜜多を行じていたとき、五つの集まり(五蘊)がすべて空であると照らし見て、あらゆる苦しみと災いを渡りきった。

夾注 1

唐三藏法師玄奘譯

唐の三蔵法師玄奘が訳した。

2色がそのまま空であり、空がそのまま色である

「舍利子!色不異空,空不異色,色即是空,空即是色;受、想、行、識,亦復如是。

「舎利子よ。色は空と異ならず、空は色と異ならない。色がそのまま空であり、空がそのまま色である。受・想・行・識もまた同じである。

3生じることも滅することもない

「舍利子!是諸法空相,不生不滅,不垢不淨,不增不減。是故,空中無色,無受、想、行、識;無眼、耳、鼻、舌、身、意;無色、聲、香、味、觸、法;無眼界,乃至無意識界;無無明,亦無無明盡,乃至無老死,亦無老死盡;無苦、集、滅、道;無智,亦無得,以無所得故。

「舎利子よ。これらすべての法の空である姿は、生じることも滅することもなく、汚れることも浄まることもなく、増えることも減ることもない。

だから空のなかには色がなく、受・想・行・識もない。眼・耳・鼻・舌・身・意もなく、色・声・香・味・触・法もなく、眼の界もなく、さらには意識の界もない。

無明もなく、無明が尽きることもなく、さらには老いと死もなく、老いと死が尽きることもない。苦しみ(苦)も、その因(集)も、その滅(滅)も、その道(道)もなく、知ることもなく、得ることもない。

4障りがないので恐れがない

「菩提薩埵,依般若波羅蜜多故,心無罣礙;無罣礙故,無有恐怖,遠離顛倒夢想,究竟涅槃。三世諸佛,依般若波羅蜜多故,得阿耨多羅三藐三菩提。

「菩薩は得るものがないので、般若波羅蜜多に依って心に障りがない。障りがないので恐れがなく、ひっくり返った虚しい思いを遠く離れて、ついに涅槃に至る。

三世のすべての仏も般若波羅蜜多に依ったので、阿耨多羅三藐三菩提 — この上なく正しくあまねい悟りを得た。

5大きく霊妙な呪

「故知般若波羅蜜多,是大神咒,是大明咒,是無上咒,是無等等咒,能除一切苦,真實不虛。」

「だから知るがよい。般若波羅蜜多は大きく霊妙な呪であり、大きく明らかな呪であり、この上ない呪であり、並ぶものなき呪である。よくあらゆる苦しみを除き、真実であって虚しくない。」

6ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい

故說般若波羅蜜多咒,即說咒曰:「揭諦 揭諦 波羅揭諦 波羅僧揭諦 菩提薩婆訶」

だから般若波羅蜜多の呪を説く。すなわち呪に言う、

「ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼじ そわか」

— 行こう、行こう、彼岸へ行こう。みなともに彼岸へ行こう。悟りよ、成就あれ。

夾注 1

般若波羅蜜多心經

般若波羅蜜多心経。