いにしえの文 › 中庸(偏らぬ道を説く書)

第4章4장

中庸(偏らぬ道を説く書) 中庸 · 子思が著したと伝わる · 礼記に収められた文章 · 段落 1 · 漢字 56字 · 朗読 0.2分

中庸(偏らぬ道を説く書) 「天が命じたものを性といい、性に従うことを道といい、道を修めることを教えという」で始まる。四書のうち最も遠くまで行く文章である。 前のほうは孔子の言葉を集めて、中庸がなぜそれほど難しいのかを説く — 天下を平らかに治めることもでき、官位を辞することもでき、真っ青な刃を踏むこともできるが、中庸は能くできない。後のほうは誠の一つに移っていき、誠は天の道であり、誠であろうとするのは人の道であると言って、ついには天地と並んで三つになるところまで行く。 「人が一度で能くするなら私は百度やり、人が十度で能くするなら私は千度やる」という言葉もここから出た。

子曰:「道之不行也,我知之矣:知者過之;愚者不及也。道之不明也,我知之矣:賢者過之;不肖者不及也。人莫不飲食也。鮮能知味也。」

孔子が言った。「道が行われない理由は、私には分かっている。知る者は行き過ぎ、愚かな者は及ばない。道が明らかにならない理由も、私には分かっている。賢い者は行き過ぎ、不肖の者は及ばない。人は誰でも飲み食いするが、味を知る者は少ない。」