李侍郎が雪の詩の廻文に重ねて和したことに、ふたたび次韻する復次韻李侍郞重和雪詩廻文
忙悤勢忽隨驚吹。杳遠聲宜洒靜宵。凰穴避全丹羽煥。鶴皐飛混白毫飄。墻垣補倍高層聳。陌畛鋪勻皓彩瀌。荒路凍妨行足捷。晚堂寒減醉情驕。狂童戲裏拳貪掬。妙匠心中手宛描。藏更出尖孤峙峀。縮尋成茁早生苗。張絲細細來多小。裊絮輕輕去邇遙。煌影要應看夜夜。婉姿憐欲見朝朝。粧塗土出鮮容態。壓倒林成曲背腰。忘出巷門迷塞徑。好尋園樹滿裝條。蝗埋旋覺曾淪壤。鵠沒渾疑始漲潮。陽長正宜收掩苒。暝侵將漸寢姸嬌。鴦廬梵室僧開閉。兔苑梁筵客詠謠。腸納暖漿煎茗椀。脚沈融汁履沙橋。涼衫拂曠仍閑掛。熾炭添新認猛燒。倉欠自驚空積粒。地盈方喜正堆綃。香梢鎖久何遲秀。暖岸侵多想急消。襄遣穢歸融渙渙。簸迎風付弄搖搖。章成快却君才騁。賞好規將我友招。霜雹儷渠知互凜。火煙銷汝反深澆。強丁選可因連獵。老僕煩令屢續樵。羊卽是兮均色粲。蝶爲誰也恨英凋。郞兒壯合擎鷹鷂。老叟衰便厚狢貂。囊罄已愁方酒斷。子呵頻愧尙棋饒。芳心斂到花開晚。冽氣收敎水作漂。長嘯偶裁新譜曲。穩調宜奏好笳簫。黃蘆折伏還深溺。翠檜低蒙更躐超。觴酌與同期爾覿。筆騰相敵又誰邀。祥年喜可紛歡謔。笑日圖將破寂寥。康且壽時方事樂。老中閑適足生聊。
忙しくせかせかとした勢いが、ふいに驚いた風に従い 遥かに遠い音が、静かな夜に降りかかるのにふさわしい 鳳凰の穴はすっかり避けて、紅い羽が輝き 鶴の皐は飛び混じって、白い毛が舞う 塀は倍にも継ぎ足されて層なして高くそびえ 畦の路は均して敷かれ、白い光が降りしきる 荒れた路は凍って、歩みの速さを妨げ 夕暮れの堂は寒くて、酔った情の誇りを減らしてくれる 狂う子らの戯れの中では、拳で掬うことを貪り 妙なる工の心の中では、手がまさしく描き出す 隠れていたものがまた尖って出て、孤り立つ峰がそびえ 縮んでいたものがすぐに萌えを成して、早く芽が生える 糸を広げて細々と来るので、多くてしかも小さく 柳の綿のようにそよいで軽く行くので、近くてしかも遠い きらめく影は、きっと夜ごとに見るべきもので 美しい姿は愛らしく、朝ごとに見たい 装って塗れば、土から美しい姿が現れ 押し倒せば、林が背と腰を曲げる 小路の門を出ることを忘れて、塞がった径に迷い 園の木を好んで訪ねれば、枝ごとに満ちて飾られている 蝗が埋もれたことをすぐに悟り、早くに土に沈み 鵠が沈んだことをすっかり疑い、はじめて潮が増したのかと思う 日が長くなれば、まさに舞い散りを収めて覆うのにふさわしく 暗さが染み入れば、やがて次第に美しい姿が眠る 鴛鴦の宿る家と梵の室では、僧が戸を開け閉てし 兎の苑、梁苑の筵では、客が歌を詠む 腸に温かい汁を入れようと、茶の椀を煎じ 脚が溶けた汁に沈んで、砂の橋を踏む 涼しい衫は払って空にしたので、そのまま閑かに掛けておき 熾る炭は新たに加えたので、猛々しく燃えると分かる 倉が欠けて自然と驚き、積んだ粒がなく 地が満ちてまさに嬉しく、白い絹がしきりに積まれている 香しい梢が長く閉ざされたのに、どうして秀でるのを遅らせよう 暖かい岸に多く染み入ったので、急いで消えるだろうと思われる 水が増して汚れを洗い送るので、溶けてたぷたぷと湛え 簸るように風を迎えて任せるので、ゆらゆらと弄ぶ 文が成って爽やかなので、あなたの才が駆け 賞するのによいので、わが友を招いてみようとする 霜と雹が雪と対を成すので、互いに冷たいと分かり 火と煙が雪を溶かすので、かえって深く注ぎかける 強い壮丁を選んで使うに足るので、続けて猟に行き 老いた僕を煩わせて、しばしば薪を継がせる 羊がすなわちこれであって、色がひとしく輝き 蝶は誰のためであろうか、花の枯れることが恨めしい 若者は壮んで、鷹や鷂を捧げるのにふさわしく 老人は衰えて、厚い貂の毛皮が楽だ 袋が空いてすでに憂え、まさに酒が絶え あなたが咎めてしばしば恥じるが、まだ碁は豊かだ 香しい心が収まって、花の咲くのが遅く 冽しい気が収まって、水が流れるようになる 長く吟じていて、ふと新しい譜の曲を作り 整った調べは、よい笳と簫で奏するのにふさわしい 黄色い蘆は折れ伏して、かえって深く溺れ 翠の檜は低く覆われて、また躍り越える 杯を共に酌んで、あなたに会うことを期し 筆を飛ばして互いに相手となれば、また誰を招こう 祥いの年が嬉しくて、乱れるほど楽しく笑い 笑う日で、やがて寂しさを破ろうとする 健やかでまた長寿を得る時に、まさに楽しみを事とし 老いの中で閑かに適って、十分に楽しみが生まれる