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第六章6장
大学(大いなる学びの書) 第6章 二千字に満たない短い文章だが、東アジアで最も多く暗唱された文章の一つである。「明らかな徳を明らかにし、民に親しみ、至れる善にとどまる」と開き、物を推し究めて知を尽くすところから天下を平らかにするところまで、八つの歩みを一筋に貫く — 格物・致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下。
中ほどに「独りを慎む(慎独)」が二度現れ、終わりの章はすべて財と人の話である。財が集まれば民が散り、財が散れば民が集まるという言葉、取り立てる臣下を置くよりむしろ盗む臣下を置こうという孟献子の言葉がみなここにある。
《詩》云:「邦畿千里,惟民所止。」《詩》云:「緡蠻黃鳥,止于丘隅。」子曰:「於止,知其所止,可以人而不如鳥乎?」《詩》云:「穆穆文王,於緝熙敬止!」爲人君,止於仁;爲人臣,止於敬;爲人子,止於孝;爲人父,止於慈;與國人交,止於信。
「詩」に言う。「国の内の千里は、民のとどまるところ。」「詩」に言う。「さえずる黄鳥が、丘の隅にとどまる。」孔子は言った。「とどまることにおいて、そのとどまるべきところを知っている。人として鳥に及ばなくてよいものか。」
「詩」に言う。「おごそかな文王よ、ああ、絶えず明らかで、慎んでとどまられた。」君となってはいつくしみにとどまり、臣となっては敬いにとどまり、子となっては孝にとどまり、父となっては慈しみにとどまり、国の人と交わるときには信にとどまる。