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第八章8장

大学(大いなる学びの書) 大學 · 曾子が著したと伝わる · 礼記に収められた文章 · 段落 1 · 漢字 75字 · 朗読 0.3分

大学(大いなる学びの書) 第8章 二千字に満たない短い文章だが、東アジアで最も多く暗唱された文章の一つである。「明らかな徳を明らかにし、民に親しみ、至れる善にとどまる」と開き、物を推し究めて知を尽くすところから天下を平らかにするところまで、八つの歩みを一筋に貫く — 格物・致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下。 中ほどに「独りを慎む(慎独)」が二度現れ、終わりの章はすべて財と人の話である。財が集まれば民が散り、財が散れば民が集まるという言葉、取り立てる臣下を置くよりむしろ盗む臣下を置こうという孟献子の言葉がみなここにある。

所謂脩身在正其心者,身有所忿懥,則不得其正;有所恐懼,則不得其正;有所好樂,則不得其正;有所憂患,則不得其正。心不在焉,視而不見,聽而不聞,食而不知其味。此謂脩身在正其心。

いわゆる「身を修めることはその心を正すことにある」とは、こうである。身に怒るところがあれば、その正しさを得られない。恐れるところがあれば、その正しさを得られない。好み楽しむところがあれば、その正しさを得られない。憂えるところがあれば、その正しさを得られない。

心がそこにないと、見ても見えず、聞いても聞こえず、食べてもその味がわからない。これを、身を修めることはその心を正すことにあるという。