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用例と意味例義

訓民正音(民を教えるための正しい音) 訓民正音 · 世宗と集賢殿の学士たち · 1446年(朝鮮・世宗28年) · 段落 2 · 漢字 340字 · 朗読 3.6分

訓民正音(民を教えるための正しい音) 例義 世宗が二十八字を作り、その理由と使い方を記した書。「国の言葉の音が中国と異なり」で始まる序文と、字をどのように作ったかを明らかにした制字解が併せて収められている。字を作った人がその原理を自らの手で記して残した例は、世界にほかにない。

ㄱ,牙音,如君字初彂聲。並書,如虯字初彂聲。 ㅋ,牙音,如快字初彂聲。 ㆁ,牙音,如業字初彂聲。 ㄷ,舌音,如斗字初彂聲。並書,如覃字初彂聲。 ㅌ,舌音,如呑字初彂聲。 ㄴ,舌音,如那字初彂聲。 ㅂ,脣音,如彆字初彂聲。並書,如步字初彂聲。 ㅍ,脣音,如漂字初彂聲。 ㅁ,脣音,如彌字初彂聲。 ㅈ,齒音,如卽字初彂聲。並書,如慈字初彂聲。 ㅊ,齒音,如侵字初彂聲。 ㅅ,齒音,如戌字初彂聲。並書。如邪字初彂聲。 ㆆ,喉音,如挹字初彂聲。 ㅎ,喉音,如虛字初彂聲。並書,如洪字初彂聲。 ㅇ,喉音,如欲字初彂聲。 ㄹ,半舌音,如閭字初彂聲。 ㅿ,半齒音,如穰字初彂聲。 ㆍ,如呑字中聲。 ㅡ,如卽字中聲。 ㅣ,如侵字中聲。 ㅗ,如洪字中聲。 ㅏ,如覃字中聲。 ㅜ,如君字中聲。 ㅓ,如業字中聲。 ㅛ,如欲字中聲。 ㅑ,如穰字中聲。 ㅠ,如戌字中聲。 ㅕ,如彆字中聲。

ㄱ は牙音で、君の字の初声と同じである。並べて書けば、虯の字の初声と同じである。 ㅋ は牙音で、快の字の初声と同じである。 ㆁ は牙音で、業の字の初声と同じである。 ㄷ は舌音で、斗の字の初声と同じである。並べて書けば、覃の字の初声と同じである。 ㅌ は舌音で、呑の字の初声と同じである。 ㄴ は舌音で、那の字の初声と同じである。 ㅂ は唇音で、彆の字の初声と同じである。並べて書けば、步の字の初声と同じである。 ㅍ は唇音で、漂の字の初声と同じである。 ㅁ は唇音で、彌の字の初声と同じである。 ㅈ は歯音で、卽の字の初声と同じである。並べて書けば、慈の字の初声と同じである。 ㅊ は歯音で、侵の字の初声と同じである。 ㅅ は歯音で、戌の字の初声と同じである。並べて書けば、邪の字の初声と同じである。 ㆆ は喉音で、挹の字の初声と同じである。 ㅎ は喉音で、虛の字の初声と同じである。並べて書けば、洪の字の初声と同じである。 ㅇ は喉音で、欲の字の初声と同じである。 ㄹ は半舌音で、閭の字の初声と同じである。 ㅿ は半歯音で、穰の字の初声と同じである。 ㆍ は呑の字の中声と同じである。 ㅡ は卽の字の中声と同じである。 ㅣ は侵の字の中声と同じである。 ㅗ は洪の字の中声と同じである。 ㅏ は覃の字の中声と同じである。 ㅜ は君の字の中声と同じである。 ㅓ は業の字の中声と同じである。 ㅛ は欲の字の中声と同じである。 ㅑ は穰の字の中声と同じである。 ㅠ は戌の字の中声と同じである。 ㅕ は彆の字の中声と同じである。

終聲復用初聲。ㅇ連書脣音之下則爲脣輕音。初聲合用則並書,終聲同。ㆍㅡㅗㅜㅛㅠ附書初聲之下,ㅣㅏㅓㅑㅕ附書於右。凡字必合而成音。 左加一點則去聲,二則上聲,無則平聲。入聲加點同而促急。 (漢音齒聲有齒頭正齒之別。ᅎᅔᅏᄼᄽ字用於齒頭。ᅐᅕᅑᄾᄿ字用於正齒。牙舌脣喉之字通用於漢音。)

終声は初声をそのまま用いる。ㅇ を唇音の下に続けて書けば唇軽音となる。初声を合わせて用いるときは並べて書き、終声も同じである。ㆍㅡㅗㅜㅛㅠ は初声の下に付けて書き、ㅣㅏㅓㅑㅕ は右に付けて書く。すべての字は、必ず合わさって音をなす。

左に点を一つ加えれば去声、二つなら上声、なければ平声である。入声も点の加え方は同じだが、音が短く急である。

中国の漢字音の歯音には、歯頭と正歯の区別がある。ᅎᅔᅏᄼᄽ の字は歯頭に用い、ᅐᅕᅑᄾᄿ の字は正歯に用いる。牙音・舌音・唇音・喉音の字は、漢字音にも共通して用いる。