いにしえの文 › 中庸(偏らぬ道を説く書)

第6章6장

中庸(偏らぬ道を説く書) 中庸 · 子思が著したと伝わる · 礼記に収められた文章 · 段落 1 · 漢字 41字 · 朗読 0.2分

中庸(偏らぬ道を説く書) 「天が命じたものを性といい、性に従うことを道といい、道を修めることを教えという」で始まる。四書のうち最も遠くまで行く文章である。 前のほうは孔子の言葉を集めて、中庸がなぜそれほど難しいのかを説く — 天下を平らかに治めることもでき、官位を辞することもでき、真っ青な刃を踏むこともできるが、中庸は能くできない。後のほうは誠の一つに移っていき、誠は天の道であり、誠であろうとするのは人の道であると言って、ついには天地と並んで三つになるところまで行く。 「人が一度で能くするなら私は百度やり、人が十度で能くするなら私は千度やる」という言葉もここから出た。

子曰:「舜其大知也與!舜好問以好察邇言。隱惡而揚善。執其兩端,用其中於民。其斯以爲舜乎!」

孔子が言った。「舜は大いに知る人であったな。舜は問うことを好み、身近な言葉を察することを好んだ。悪いことは隠して善いことは表した。その両端を取って、その中を民に用いた。これが舜となったわけであるな。」