いにしえの文 › 中庸(偏らぬ道を説く書)

第7章7장

中庸(偏らぬ道を説く書) 中庸 · 子思が著したと伝わる · 礼記に収められた文章 · 段落 1 · 漢字 47字 · 朗読 0.2分

中庸(偏らぬ道を説く書) 「天が命じたものを性といい、性に従うことを道といい、道を修めることを教えという」で始まる。四書のうち最も遠くまで行く文章である。 前のほうは孔子の言葉を集めて、中庸がなぜそれほど難しいのかを説く — 天下を平らかに治めることもでき、官位を辞することもでき、真っ青な刃を踏むこともできるが、中庸は能くできない。後のほうは誠の一つに移っていき、誠は天の道であり、誠であろうとするのは人の道であると言って、ついには天地と並んで三つになるところまで行く。 「人が一度で能くするなら私は百度やり、人が十度で能くするなら私は千度やる」という言葉もここから出た。

子曰:「人皆曰:『予知』,驅而納諸罟擭陷阱之中,而莫之知辟也。人皆曰:『予知』,擇乎中庸,而不能期月守也。」

孔子が言った。「人は皆『私は知っている』と言うが、追い立てて網や罠や落とし穴の中へ追い込まれても、避けることを知らない。人は皆『私は知っている』と言うが、中庸を選び取っても一月も守ることができない。」