いにしえの文 › 中庸(偏らぬ道を説く書)

第8章8장

中庸(偏らぬ道を説く書) 中庸 · 子思が著したと伝わる · 礼記に収められた文章 · 段落 1 · 漢字 27字 · 朗読 0.1分

中庸(偏らぬ道を説く書) 「天が命じたものを性といい、性に従うことを道といい、道を修めることを教えという」で始まる。四書のうち最も遠くまで行く文章である。 前のほうは孔子の言葉を集めて、中庸がなぜそれほど難しいのかを説く — 天下を平らかに治めることもでき、官位を辞することもでき、真っ青な刃を踏むこともできるが、中庸は能くできない。後のほうは誠の一つに移っていき、誠は天の道であり、誠であろうとするのは人の道であると言って、ついには天地と並んで三つになるところまで行く。 「人が一度で能くするなら私は百度やり、人が十度で能くするなら私は千度やる」という言葉もここから出た。

子曰:「回之爲人也:擇乎中庸,得一善,則拳拳服膺,而弗失之矣。」

孔子が言った。「顔回の人となりはこうである。中庸を選び取って一つの善を得れば、胸にしっかりと抱いて失わなかった。」