いにしえの文 › 中庸(偏らぬ道を説く書)

第23章23장

中庸(偏らぬ道を説く書) 中庸 · 子思が著したと伝わる · 礼記に収められた文章 · 段落 1 · 漢字 66字 · 朗読 0.3分

中庸(偏らぬ道を説く書) 「天が命じたものを性といい、性に従うことを道といい、道を修めることを教えという」で始まる。四書のうち最も遠くまで行く文章である。 前のほうは孔子の言葉を集めて、中庸がなぜそれほど難しいのかを説く — 天下を平らかに治めることもでき、官位を辞することもでき、真っ青な刃を踏むこともできるが、中庸は能くできない。後のほうは誠の一つに移っていき、誠は天の道であり、誠であろうとするのは人の道であると言って、ついには天地と並んで三つになるところまで行く。 「人が一度で能くするなら私は百度やり、人が十度で能くするなら私は千度やる」という言葉もここから出た。

唯天下至誠,爲能盡其性。能盡其性,則能盡人之性。能盡人之性,則能盡物之性。能盡物之性,則可以贊天地之化育。可以贊天地之化育,則可以與天地參矣。

ただ天下の至誠だけが、よくその性を尽くすことができる。よくその性を尽くせば、よく人の性を尽くすことができ、よく人の性を尽くせば、よく物の性を尽くすことができ、よく物の性を尽くせば、天と地が万物を生み育てる働きを助けることができ、天と地が万物を生み育てる働きを助けることができれば、天と地とともに三つとなることができる。