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閔平章に捧げる祭文祭閔平章文

東国李相国集(東国の李相国の文集) 東國李相國集 · 李奎報(イ・ギュボ) · 1241年(高麗・高宗28年)編 · 1251年に改め補う · 段落 1 · 漢字 150字 · 朗読 1.6分

東国李相国集(東国の李相国の文集) 前集 巻37 高麗の李奎報が生涯に作った文章を、子の李涵が1241年に編んで刻み、孫の李益培が1251年に改め補った文集。詩と賦、王に奉った表と箋、寺と塔に付けた記、碑銘と墓誌銘、手紙と序文、そしてモンゴルが攻め入った時に行き交った国書までが収められている。高句麗の始祖を歌った「東明王篇」が前集の巻3にあり、酒と琴と詩を友として自ら白雲居士と名のった人の一日一日が後集に残っている。書は、彼が目を病んで筆を置く最後の詩と、彼が死んだ後に他の人が作って付けた誄書・墓誌銘で閉じる。

月日云云。嗚呼哀哉。文章蘊蓄。非妾所窺。公之遇主。千載一時。風雲感會。奮鬣揚鬐。位極冢宰。摠領百司。乞身退逸。尙十餘朞。洪範之五福純備。汾陽之終始無虧。大期莫逭。今也安之。於公無憾。生者之悲。婦人所有。唯是涕洟。逬不得越門。去不得執紼。不知何山之趾。何兆何穴。埋爾玉樹。沈光永滅。嗚呼哀哉。猶有二子。雙飛天路。妾有所依。幸勿爲顧。妾亦老矣。生復幾何。酌酒以侑。已矣嗟嗟。

某月某日、云々。

ああ、哀しいことです。文章に蓄えられたものは、わたくしの覗けるところではありません。公が主君に遇われたのは、千年に一度のことでした。風と雲とが感じ合うように、鬣を振るい鰭を揚げられました。位は冢宰に極まり、百司を総べ領しられました。身を退くことを請うて閑かに過ごされたのも、十年あまりでした。

「洪範」の五つの福が余さず備わり、汾陽のように始めも終わりも欠けるところがありませんでした。大いなる期は逃れられないものですから、今は安んじてください。公に悔いはなく、哀しみは生きている者のものです。婦人にあるものといえば、ただ涙ばかりです。

駆けつけて門を越えることもできず、従って綱を執ることもできません。どの山の裾の、どの地の、どの穴に、あなたという玉の木を埋めて、その光が沈み永く消えるのかも分かりません。

ああ、哀しいことです。それでも二人の子があって、並んで天の路を飛んでいます。わたくしには頼るところがありますから、どうか顧みないでください。わたくしも老いました。生きてまたどれほどでしょう。酒を酌んで勧めます。もはやこれまでです、ああ。

夾注 1

代夫人行

夫人に代わって作った。