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第二章2장

大学(大いなる学びの書) 大學 · 曾子が著したと伝わる · 礼記に収められた文章 · 段落 1 · 漢字 123字 · 朗読 0.5分

大学(大いなる学びの書) 第2章 二千字に満たない短い文章だが、東アジアで最も多く暗唱された文章の一つである。「明らかな徳を明らかにし、民に親しみ、至れる善にとどまる」と開き、物を推し究めて知を尽くすところから天下を平らかにするところまで、八つの歩みを一筋に貫く — 格物・致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下。 中ほどに「独りを慎む(慎独)」が二度現れ、終わりの章はすべて財と人の話である。財が集まれば民が散り、財が散れば民が集まるという言葉、取り立てる臣下を置くよりむしろ盗む臣下を置こうという孟献子の言葉がみなここにある。

所謂誠其意者,毋自欺也,如惡惡臭,如好好色,此之謂自謙,故君子必慎其獨也!小人閒居爲不善,無所不至,見君子而後厭然,揜其不善,而著其善。人之視己,如見其肺肝然,則何益矣!此謂誠於中,形於外,故君子必慎其獨也。曾子曰:「十目所視,十手所指,其嚴乎!」富潤屋,德潤身,心廣體胖,故君子必誠其意。

いわゆる「その志を誠にする」とは、自分を欺かないことである。悪臭を嫌うように嫌い、美しい色を好むように好む。これを自ら満ち足りるという。だから君子は必ずひとりでいるときを慎む。

小人は暇にしているとき善くないことをして、しないことがない。それが君子に会うと、こそこそとその善くないところを隠し、その善いところを見せる。人が自分を見るのは、その肺や肝をのぞき込むようなものだ。何の益があろうか。これを、内が誠であれば外に形となって現れるという。だから君子は必ずひとりでいるときを慎む。

曾子は言った。「十の目が見るところ、十の手が指すところ、なんと厳しいことか。」

富は家を潤し、徳は身を潤す。心が広ければ体も安らかである。だから君子は必ずその志を誠にする。