いにしえの文 › 中庸(偏らぬ道を説く書)

第15章15장

中庸(偏らぬ道を説く書) 中庸 · 子思が著したと伝わる · 礼記に収められた文章 · 段落 1 · 漢字 62字 · 朗読 0.2分

中庸(偏らぬ道を説く書) 「天が命じたものを性といい、性に従うことを道といい、道を修めることを教えという」で始まる。四書のうち最も遠くまで行く文章である。 前のほうは孔子の言葉を集めて、中庸がなぜそれほど難しいのかを説く — 天下を平らかに治めることもでき、官位を辞することもでき、真っ青な刃を踏むこともできるが、中庸は能くできない。後のほうは誠の一つに移っていき、誠は天の道であり、誠であろうとするのは人の道であると言って、ついには天地と並んで三つになるところまで行く。 「人が一度で能くするなら私は百度やり、人が十度で能くするなら私は千度やる」という言葉もここから出た。

君子之道,辟如行遠必自邇,辟如登高必自卑。《詩》曰:「妻子好合,如鼓瑟琴。兄弟既翕,和樂且耽。宜爾室家,樂爾妻帑。」子曰:「父母其順矣乎!」

君子の道は、たとえば遠くへ行くには必ず近いところから始め、高いところに登るには必ず低いところから始めるのと同じである。

『詩』に「妻子がよく和して、琴と瑟を弾くようだ。兄と弟はすでに心が合い、和らぎ楽しんで満ち足りる。おまえの家をととのえ、おまえの妻子を楽しませよ」とある。

孔子が言った。「父母も安らかであろうな。」