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六韜 文韜 — 國務六韜 國務

武経七書(七つの兵法書)— 孫子を除いた六つ 武經七書 · 姜太公に仮託・黄石公に仮託・尉繚・呉起・司馬穰苴・李靖 · 戦国時代〜唐(紀元前4世紀〜7世紀) · 段落 1 · 漢字 215字 · 朗読 0.9分

武経七書(七つの兵法書)— 孫子を除いた六つ 六韜 宋が武官を選ぶ教科書として定めた七つの兵書のうち、孫子兵法を除いた六つ。六韜は文王・武王が太公望に問う問答で、国の治めから車・騎兵・野戦・水渡りまで六十篇、三略は黄石公が張良に与えたという短い三篇、尉繚子は秦の前後の軍令と伍・什の編制を細かに記した二十四篇、呉子は呉起が魏の武侯に答えた六篇、司馬法は春秋以前の軍礼を伝える五篇、李衛公問対は唐の太宗と李靖が奇正・虚実・蕃漢・攻守をやり取りした三巻である。「兵は凶器である」、「人を至らせて人に引かれない」、「千章万句も、さまざまな方法で誤らせるというその一句を越えない」がここから出た。孫子兵法の次に読む兵家の残りの六つの流れを一か所に集めた。

1国を治める要は民を愛することだけ

文王問太公曰:「願聞為國之務,欲使主尊人安,為之奈何?」太公曰:「愛民而已。」文王曰:「愛民奈何?」太公曰:「利而勿害,成而勿敗,生而勿殺,與而勿奪,樂而勿苦,喜而勿怒。」文王曰:「敢請釋其故。」太公曰:「民不失務則利之。農不失時則成之。省刑罰則生之。薄賦斂則與之。儉宮室臺榭則樂之。吏清不苛擾則喜之。民失其務則害之。農失其時則敗之。無罪而罰則殺之。重賦斂則奪之。多營宮室臺榭以疲民力則苦之。吏濁苛擾則怒之。故善為國者,馭民如父母之愛子。如兄之愛弟。見其饑寒則為之憂。見其勞苦則為之悲。賞罰如加諸身。賦斂如取於己。此愛民之道也。」

文王が太公に尋ねた。「国を治める要を聞きたい。君を尊くし民を安らかにしようとするには、どうすればよいか。」太公は「民を愛することだけです」と言った。文王が「民を愛するにはどうするのか」と言うと、太公が言った。「利して害さず、成して壊さず、生かして殺さず、与えて奪わず、楽しませて苦しめず、喜ばせて怒らせないことです。」文王が「あえてその理由を解いてもらいたい」と言うと、太公が言った。「民がその生業を失わなければ利することであり、農が時を失わなければ成すことであり、刑罰を減らせば生かすことであり、租税を軽くすれば与えることであり、宮室や台や高殿をつつましくすれば楽しませることであり、役人が清くて苛だしく乱さなければ喜ばせることです。民がその生業を失えば害することであり、農が時を失えば壊すことであり、罪もないのに罰すれば殺すことであり、租税を重くすれば奪うことであり、宮室や台や高殿を多く造って民の力を疲れさせれば苦しめることであり、役人が濁って苛だしく乱せば怒らせることです。ですから国をよく治める者は、民を御するのに父母が子を愛するように、兄が弟を愛するようにします。その飢えと寒さを見れば憂い、その労苦を見れば悲しみます。賞と罰は自分の身に加えるようにし、租税は自分から取るようにします。これが民を愛する道です。」