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景明王

三国遺事(三国時代の遺聞集) 三國遺事 · 一然(イリョン) · 1281年(高麗・忠烈王7年) · 段落 1 · 漢字 87字 · 朗読 0.3分

三国遺事(三国時代の遺聞集) 紀異 第2 高麗の僧・一然が編んだ三国時代の説話集。正史が捨てた話を集めている。檀君神話を載せる最も古い書物である。

1絵の犬が出てきて吠える

景明王第五十四景明王代貞明五年戊寅,四天王寺壁畫狗鳴,說經三日壤之,大半日又鳴.七年庚辰二月,皇龍寺塔影倒立扵今毛舎知家庭中一朔.又十月四天王寺五方神弓絃皆絶,壁畫狗出走庭中還入壁中.

景明王。

第五十四代景明王の代、貞明五年戊寅の年に、四天王寺の壁に描かれた犬が吠えた。

三日の間経を説いてこれを退けたが、半日あまりでまた吠えた。

七年庚辰の年の二月、皇龍寺の塔の影が今毛舎知の家の庭の中に逆さに立つことが一か月続いた。

また十月、四天王寺の五方神の弓の弦がみな切れ、壁に描かれた犬が出て庭の中を走り、また壁の中に入った。