いにしえの文 › 梁書 諸夷伝(梁書に記された諸夷の記録) › 全一巻

鄧至国鄧至國

梁書 諸夷伝(梁書に記された諸夷の記録) 梁書 諸夷傳 · 姚思廉 · 636年(唐・貞観10年) · 段落 1 · 漢字 100字 · 朗読 0.4分

梁書 諸夷伝(梁書に記された諸夷の記録) 全一巻 南朝の梁が見た三十六か国。武寧王が「再び強国となった」と知らせた表文、新羅が初めて自らの名で現れる記録、仏の髪と阿育王塔の話、そして扶桑国・女人国のような海の果ての伝説まで — 南海から西域に至る最も幅広い諸夷伝である。

1鄧至国

鄧至國,居西涼州界,羌別種也。世號持節、平北將軍、西涼州刺史。宋文帝時,王象屈耽遣使獻馬。天監元年,詔以鄧至王象舒彭爲督西涼州諸軍事,號安北將軍。五年,舒彭遣使獻黃耆四百斤、馬四匹。其俗呼帽曰突何,其衣服與宕昌同。

鄧至国は西涼州の境に居て、羌の別種である。代々、持節・平北将軍・西涼州刺史と号した。宋の文帝の時、王の象屈耽が使者を遣わして馬を献じた。天監元年、詔して鄧至王の象舒彭を督西涼州諸軍事とし、安北将軍と号した。五年、舒彭が使者を遣わして黄耆四百斤と馬四匹を献じた。その風俗では帽を突何と呼び、その衣服は宕昌と同じである。