柳公が石斛丸を賜ったことを謝する表柳公謝賜石斛丸表
臣某言。云云。千金珍藥。特紆善救之私。六尺殘軀。已有更生之望。凌兢何措。奉戴失容。伏念臣昨罹風痺之交侵。乞免官班之非據。雖退適於蛙井。仰感天恩。尙未離於蟻床。臥更歲律。百方莫療。五氣相乖。惟石斛之名丸。實金篇之遺訣。補精益內。旣著於方經。壯骨輕身。又聞於術士。如非內府之祕蓄。誠匪人間之易求。豈意至仁。俯矜舊物。命良醫而騁技。降溫詔而霈恩。未及拜承。更思平昔。顧尙昧養生之術。致此沈嬰。又豈施醫國之言。有所裨益。無功可副。受賜自慙。庶圖飮啜之勤。立獲靈奇之效。行復邯鄲之故步。免爲晏子之躄行。苟保餘生。曷忘後效。云云。
臣某が申し上げます。云々。千金のような尊い薬をもって、とくによく救ってくださるお心を曲げて施してくださいました。六尺の衰えた身に、すでに生き直す望みが生まれました。震え恐れてどうすべきかも分からず、頂き戴いて顔色を失いました。
伏して思いますに、臣は先ごろ風の病と麻痺が交互に襲うのに遭って、分に合わない官の列から放たれることを願いました。退いて蛙の井のような狭い所に身を寄せ、天のような恵みを仰いで感激しましたが、まだ病の床を離れられないまま、臥したまま年を越しました。あらゆる手立てでも癒せず、五つの気が互いに狂いました。
ただ石斛で作った名高い丸薬は、まことに尊い医書に残された秘訣です。精を補い内を益すことはすでに医書に現れており、骨を強くし身を軽くすることも、また術士から聞いております。宮中の蔵に隠し置かれたものでなければ、まことに人の世で容易に求められるものではありません。
どうして至れる仁をもって、古い臣を身をかがめて哀れんでくださろうと思いましたでしょうか。良い医者に命じて技を尽くさせ、温かい詔を下して恵みを降り注いでくださいました。拝して受け取る前に、改めて昔を思います。振り返れば、今なお身を養う術に暗くてこのような宿痾にかかったのですから、また、どうして国を治す言葉を述べて助けとなったことがありましょうか。お応えできる功がありませんので、賜り物を受けて自ら恥じ入ります。
どうか勤めて飲み食いして、すぐに霊妙で不思議な効き目を得ることを図ります。やがて邯鄲の昔の歩みを取り戻して、晏子のような足を引きずる歩みになるのを免れましょう。まことに残る生を保つことができるなら、どうして後日の報いを忘れましょうか。云々。
夾注 1
中謝。
ここに中謝、すなわち謝意を述べる言葉が入る。