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天皇大帝に別に捧げる醮文天皇別醮文

東国李相国集(東国の李相国の文集) 東國李相國集 · 李奎報(イ・ギュボ) · 1241年(高麗・高宗28年)編 · 1251年に改め補う · 段落 1 · 漢字 152字 · 朗読 1.7分

東国李相国集(東国の李相国の文集) 前集 巻38 高麗の李奎報が生涯に作った文章を、子の李涵が1241年に編んで刻み、孫の李益培が1251年に改め補った文集。詩と賦、王に奉った表と箋、寺と塔に付けた記、碑銘と墓誌銘、手紙と序文、そしてモンゴルが攻め入った時に行き交った国書までが収められている。高句麗の始祖を歌った「東明王篇」が前集の巻3にあり、酒と琴と詩を友として自ら白雲居士と名のった人の一日一日が後集に残っている。書は、彼が目を病んで筆を置く最後の詩と、彼が死んだ後に他の人が作って付けた誄書・墓誌銘で閉じる。

云云。天得一以淸。默斡眞樞之不測。戰有五可勝。亦須陰助以迺成。敢陳懇倒之誠。再瀆高明之鑑。有頑賊類。久逭天誅。成言欲降而實抱詐謀。外示以弱而內蓄銳氣。奈軍師之追迹。曠歲月以無功。徇國忘軀。萬人之勞憊尙可。轉資餉口。一日之糜費幾何。顧未雪其憤情。輒復聲其哀叫。冀歆明信。遄借眞庥。致令算無遺籌。役勿再擧。坐降群賊。示善戰不陣之威。旋畫歸期。無曷月予還之歎。云云。

云々。天は一を得て清らかですから、真の枢を黙して斡される働きは測れず、戦には勝ちうる五つがありますが、それもまた陰ながらの助けを待ってこそ成ります。あえて懇ろに傾けた誠を陳べ、重ねて高く明らかな鑑を瀆します。

頑なな賊の類があって、久しく天の誅を逭れています。降ると言葉を成しながら実は詐りの謀を抱き、外には弱さを示しながら内には鋭い気を蓄えています。軍師が跡を追っても、歳月を曠しくして功のないのをどうしましょう。

国に徇って身を忘れることですから、万人の労れ憊れはなお堪えられます。けれども糧を転じ口を資うその一日の糜費はいかほどでしょう。顧みればその憤りの情を雪げぬままに、またも哀しい叫びを声にするのです。

願わくは明らかな信を歆けられ、速やかに真の庥いを貸してください。算えに遺した籌がなく、役を再び挙げずに済むようにしてください。坐したまま群がる賊を降らせ、善く戦う者は陣せずという威を示させてください。帰る期を即座に画して、「いずれの月に我は還らん」という歎きがないようにしてください。云々。