福源宮で天の変を祈り祓う霊宝道場に醮礼を兼ねる文福源宮。行天變祈禳靈寶道場兼設醮禮文。
災異譴之。蓋欲省愆而痛勵。神明彰矣。尙容瀝懇以宗祈。言念眇躬。叨承景緖。命惟休亦惟恤。斯無厥位之安。應以實不以文。常畏彼蒼之鑑。然由事統之多闕。迺致乾文之示祅。火度犯大微上將而便入於天廷。月行陵輿鬼積尸而復侵於女御。況屬水官之用事。又聞雷鼓之發聲。怒其甚威。意若有謂。曰帝居甚遠。猶曉告之孔明。故臣意未安。將祓禳之是急。爰投仙宇。伻敞道場。旁迎鍊氣之流。寔揚靈蘊。仰佇排空之馭。兼薦信羞。伏望寶眷遄加。繁祥沓至。邦家帖泰。百祿是摠是遒。兵革韜藏。四方無侮無拂。
災いと異変で咎めるのは、過ちを省みて痛切に励ませようとするものであり、神明は明らかに現れていても、なお誠を注いで祈ることをお許しになります。
思えば取るに足りない身で、分不相応にも大いなる王業を継ぎました。命は美しくもあり憂わしくもあって、その位に安らぎがなく、応じるには実をもってし飾りをもってせず、あの青い天の照覧を常に畏れています。
それでも事の筋道に欠けたところが多く、天の文が妖しい兆しを示すに至りました。火星の度数が太微の上将星を犯してそのまま天廷に入り、月の運行が輿鬼星の積尸を踏み越えてまた女御星を侵しました。まして水の気が司る冬の季節に、雷の鼓が声を発するのを聞きました。その怒りがはなはだ威あるのは、意図するところがあるかのようです。帝のおられる所はきわめて遠いのに、諭し告げられることはきわめて明らかだと申します。それゆえ臣の心は安らかでなく、祓い除くことを急いでいます。
そこで仙の家に赴き、道場を開かせます。広く気を練る一団を迎えて霊しい奥義を揚げ、空を分けて来られる車を仰いで待ち、信の供え物を併せて捧げます。
伏してお願いします。宝のようなお目配りを速やかにお加えになり、多くの祥が重なって至らせてください。国家が安らかで、あらゆる福がことごとく集まって強く、武具を収めしまい、四方に侮りも背きもないようにしてください。