李侍郎が作った女童の詩にふたたび次韻する復次韻李侍郞所著女童詩
舊習猶存。餘興未盡。復作此詩。然未宜再黷於令公邸下。亦不忍棄之。寄示首唱閣下而已。
古い癖がまだ残り、残った興が尽きないので、ふたたびこの詩を作る。しかし令公邸下に重ねて汚し奉るのはふさわしくなく、かといって捨てるにも忍びないので、はじめに吟じられた閤下に寄せてお見せするだけである。
夾注 1
幷序
序をあわせた。
異饌皆如冬設苽。高堂迎客擁彫戈。日開勝集侵昏罷。時引親賓度夜多。紅茜衣噴熏席麝。絳紗籠護拂燈蛾。宴酣不必占朝暮。興逸何妨跨臘儺。滿座無非傾國色。侑杯那欠遏雲歌。最憐童女三三箇。擘出蓮花一一窠。若作人間誰倣此。不繇仙降定從何。呼來叫窱深房密。抱送光華畫閣峨。口吸洞簫同裂玉。手敲方響似舂波。輕輕自結便身佩。窄窄誰裁稱足靴。始萼小梅開暖岸。初茸芳草秀春坡。自渠生解風流品。倒却從前爛熟娥。要見柳腰敎緩舞。欲觀桃頰勸微酡。裙拖綺幅霞翻暈。衫皺綾紋水蹙渦。猶與阿孃長共寢。有何隣客被投梭。忽趨紫殿升長樂。直到靑天躡大羅。尙候上心能警悟。況將外態少蹉跎。恒娥必愧空奔月。織女當慙也渡河。是日公顔應喜悅。連霄御面賜溫和。笑哉白首閑居老。舊習猶存再詠哦。
珍しい膳はみな冬に供えた瓜のようで 高い堂で客を迎えて彫りの戈を並べ立てた 日ごとによい集いを開いて黄昏が迫ってようやく散じ 時には親しい客を引き入れて夜を明かすことが多い 紅く染めた衣は席に染みた麝香を吹き 紅い紗の灯籠は灯に寄る蛾を遮ってくれる 宴が熟せば朝か夕かを選ぶ必要もなく 興が溢れれば年の暮れの儺を越えたとてかまうものか 座に満ちる者は国を傾ける美色でない者がなく 杯を勧めるのに、どうして雲を止める歌が欠けよう もっとも愛らしいのは三々と集まった女の子たち 蓮の花を割って一つ一つ萼を出したようだ 人の世で作り出すなら、誰がこれを真似られよう 仙人が降りてきたのでなければ、いったいどこから来たのか 呼び寄せれば奥まった部屋は深く密やかで 抱いて送れば輝く画の楼は高い 口で洞簫を吹けば玉を割るような音で 手で方響を打てば波を搗くようだ 軽々とみずから結んで身に合う佩び玉をつけ 狭々と誰が裁ったのか、足に合う靴である 初めて萼を結んだ小さな梅が暖かい岸に咲き 生えたばかりの香しい草が春の坂に秀でる 彼女らは生まれながらに風流の品位を解していて これまで熟しきった妓女たちをかえって倒してしまう 柳の腰を見ようとゆるやかに舞わせ 桃の頬を見ようと少し酔うことを勧める 裙は綺の幅を引いて霞が暈を成してひるがえるようで 衫は綾の紋が皺んで水が渦を作ったようだ いまなお母と常に共に寝るのだから どんな隣の客がいて機の杼を投げつけられることがあろう ふいに紫の宮に進んで長楽宮に昇り まっすぐ青い天に至って大羅天を踏む その上、君主の心まで察してすぐに悟るのだから まして表に見せる振る舞いに少しも狂いのないことは言うまでもない 恒娥はきっと恥じるだろう、いたずらに月へ逃げたことを 織女もまさに恥じるだろう、銀河を渡ることを この日、公の顔はきっと喜ばれ 夜を続けて君主の面は穏やかさを下された 笑うべきことだ、白髪で閑かに暮らす老人が 古い癖がまだ残ってふたたび吟じていることは