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妙行無住分 第四妙行無住分第四
金剛経(金剛の智慧を説く経典) 全一巻 「およそ形あるものはすべて虚妄である」 — とどまるところなく心を起こせと教える経典。昭明太子が分けた三十二分をそのまま従っている。六祖慧能はこの経の一句を聞いて発心したと伝える。
1住するところなく布施せよ
「復次,須菩提!菩薩於法,應無所住,行於布施。所謂不住色布施,不住聲、香、味、觸、法布施。須菩提!菩薩應如是布施,不住於相。何以故?若菩薩不住相布施。其福德不可思量。」
「また須菩提よ。菩薩は法において、住するところなく布施を行わなければならない。いわゆる色に住せずに布施し、声・香・味・触・法に住せずに布施するのである。須菩提よ、菩薩はまさにこのように布施して、相に住してはならない。なぜか。菩薩が相に住せずに布施すれば、その福徳は量ることができないからである。」
夾注 1
奧妙之行,本無住著
奥妙な行いには、もとより住するところがない。
2東の方の虚空を量れるか
「須菩提!於意云何?東方虛空,可思量不?」
「須菩提よ、どう思うか。東の方の虚空を量ることができるか。」
3できません
「不也,世尊!」
「いいえ、世尊よ。」
4十方の虚空はどうか
「須菩提!南、西、北方,四維上下虛空,可思量不?」
「須菩提よ、南・西・北の方と四方の隅と上下の虚空を量ることができるか。」
5できません
「不也,世尊!」
「いいえ、世尊よ。」
6福徳もまたこのようだ
「須菩提!菩薩無住相布施,福德亦復如是不可思量。須菩提!菩薩但應如所教住。」
「須菩提よ、菩薩が相に住せずに行う布施の福徳もこれと同じで、量ることができない。須菩提よ、菩薩はただ教えられたとおりに住するがよい。」