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依法出生分 第八依法出生分第八

金剛経(金剛の智慧を説く経典) 金剛般若波羅蜜經 · 鳩摩羅什 漢訳 · 402年(後秦・弘始4年) · 段落 3 · 漢字 137字 · 朗読 0.5分

金剛経(金剛の智慧を説く経典) 全一巻 「およそ形あるものはすべて虚妄である」 — とどまるところなく心を起こせと教える経典。昭明太子が分けた三十二分をそのまま従っている。六祖慧能はこの経の一句を聞いて発心したと伝える。

1七つの宝の布施

「須菩提!於意云何?若人滿三千大千世界七寶以用布施,是人所得福德,寧為多不?」

「須菩提よ、どう思うか。ある人が三千大千世界に満ちるほどの七つの宝で布施をしたなら、その人が得る福徳は多いだろうか。」

夾注 1

諸佛之法,依此生出

もろもろの仏の法は、ここから生まれ出る。

2福徳の性ではないから

須菩提言:「甚多,世尊!何以故?是福德即非福德性,是故如來說福德多。」

須菩提は言った。「たいへん多いです、世尊よ。なぜなら、この福徳はすなわち福徳の性ではないからこそ、如来は福徳が多いと説かれるのです。」

3四句の偈の福

「若復有人,於此經中受持,乃至四句偈等,為他人說,其福勝彼。何以故?須菩提!一切諸佛,及諸佛阿耨多羅三藐三菩提法,皆從此經出。須菩提!所謂佛法者,即非佛法,是名佛法。」

「もしまた、ある人がこの経の中の四句の偈だけでも受け持ち、他の人のために説いたなら、その福はあれにまさる。なぜか。須菩提よ、あらゆる仏と、もろもろの仏の阿耨多羅三藐三菩提の法が、みなこの経から出るからである。須菩提よ、いわゆる仏法というものは、すなわち仏法ではない。それが仏法という名である。」