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法界通化分 第十九法界通化分第十九

金剛経(金剛の智慧を説く経典) 金剛般若波羅蜜經 · 鳩摩羅什 漢訳 · 402年(後秦・弘始4年) · 段落 3 · 漢字 83字 · 朗読 0.3分

金剛経(金剛の智慧を説く経典) 全一巻 「およそ形あるものはすべて虚妄である」 — とどまるところなく心を起こせと教える経典。昭明太子が分けた三十二分をそのまま従っている。六祖慧能はこの経の一句を聞いて発心したと伝える。

1七つの宝の因縁

「須菩提!於意云何?若有人滿三千大千世界七寶,以用布施,是人以是因緣,得福多不?」

「須菩提よ、どう思うか。ある人が三千大千世界に満ちる七つの宝で布施をしたなら、この人がその因縁によって得る福は多いだろうか。」

夾注 1

法身遍界,通化無邊

法身は全世界にあまねく、教化に果てがない。

2福はたいへん多いです

「如是,世尊!此人以是因緣,得福甚多。」

「そのとおりです、世尊よ。この人がその因縁によって得る福は、たいへん多いです。」

3福徳がないから多いという

「須菩提!若福德有實,如來不說得福德多;以福德無故,如來說得福德多。」

「須菩提よ、福徳が実にあるものなら、如来は福徳が多いとは説かない。福徳がないからこそ、如来は福徳が多いと説くのである。」