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白蘭

周書 異域伝(周書に記された異域の記録) 周書 異域傳 · 令狐徳棻ほか · 636年(唐・貞観10年) · 段落 1 · 漢字 49字 · 朗読 0.2分

周書 異域伝(周書に記された異域の記録) 全一巻 北周が見た隣人たち。高麗の十三の官職と骨蘇の冠、百済の於羅瑕・鞬吉支と十六の品階が詳しく、蛮・獠・宕昌羌・稽胡など中国の内外のさまざまな族の話が続く。版本を比べた校勘記66条を夾注として併せて訳した。

1白蘭

白蘭者,羌之別種也。其地東北接吐谷渾,西北至利模徒,南界那鄂,風俗物產與宕昌畧同。保定元年,遣使獻犀甲鐵鎧。

白蘭は羌の別種である。その地は東北で吐谷渾に接し、西北は利模徒に至り、南は那鄂と境を接する。風俗や物産はおおむね宕昌と同じである。保定元年、使いを遣わして犀の革の甲と鉄の鎧を献じた。

夾注 1

西北至利模徒南界那鄂通典卷一九0白蘭條作「西至叱利摸徒,南界郡鄂」。北史卷九六白蘭傳無「至」字,「模」作「摸」。

「西北は利模徒に至り、南は那鄂と境を接する」は、通典の白蘭の条では「西は叱利摸徒に至り、南は郡鄂と境を接する」となっている。北史の白蘭伝には「至」の字がなく、「模」が「摸」となっている。