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五臧山経 — 山経を結ぶ五臧山經
山海経(山と海の彼方を記した経) 山経・中山経 山の彼方と海の外の国々を記した最も古い地理書であり、神話の蔵である。一人が作ったものではなく、戦国時代から漢まで多くの手を経てできあがり、4世紀に郭璞が注を付けた。九尾の狐、精衛、夸父、刑天、西王母はみなここから出た。「東海の内、北海の隅に国があり、その名を朝鮮という」 — 朝鮮という名が残る最も早い記録の一つがこの書にある。
禹曰:天下名山,經五千三百七十山,六萬四千五十六里,居地也。言其《五臧》,蓋其餘小山甚眾,不足記云。天地之東西二萬八千里,南北二萬六千里,出水之山者八千里,受水者八千里,出銅之山四百六十七,出鐵之山三千六百九十。此天地之所分壤樹穀也,戈矛之所發也,刀鎩之所起也,能者有餘,拙者不足。封于太山,禪于梁父,七十二家,得失之數,皆在此內,是謂國用。
禹が言った。天下の名山は、五千三百七十の山を経て、六万四千五十六里の地を占める。ここに『五臧』として記したものを述べるだけで、そのほかの小さな山はきわめて多く、記すに足りない。天と地は東西に二万八千里、南北に二万六千里である。水の出る山は八千里、水を受ける所は八千里である。銅の出る山は四百六十七、鉄の出る山は三千六百九十である。これは天と地が土を分けて穀物を植えさせたものであり、戈や矛の生じるところ、刀や鎩の起こるところである。能のある者は余りがあり、拙い者は足りない。太山で封じ、梁父で禅したものが七十二家で、得失の数はすべてこの内にある。これを国の用という。
右《五臧山經》五篇,大凡一萬五千五百三字。
以上『五臧山経』五篇は、合わせて一万五千五百三字である。