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元朝秘史(モンゴルの秘められた歴史)元朝秘史
「はじめ元の人の祖先は、天が生んだ青い色の狼一匹であった」 — モンゴルの人が自らの手で記した最も古い書。テムジンが九歳で父を失って捨てられたところから始まり、オノン川の水に顔だけを出して夜を越え、羊毛の車に隠されて生き延び、ついに九本脚の白い旗を立てるまでが収められている。母ホエルンが両の乳を出して息子たちを叱り、ジャムカが「四匹の犬」を並べ立て、血を流さずに殺してほしいと請う場面は、正史が消した声である。元史高麗伝と対になる位置に置かれる。
底本は一節ごとに音譯(モンゴル語を漢字で音だけ借りて書き取った行)と總譯(明の時に付けた漢文の要約訳)が交互に出てくる。音譯は読んでも意味がなく、朗読にもならないので、總譯だけを原文とした。音写した名に付いた発音表示(中・舌・古)は取り除き、末尾の音を表す小字(勒・惕・黑・克)は生かした。巻首の清の錢大昕の跋文は原文ではないので入れなかった
全一巻
- 巻十五元朝秘史 卷15 · 段落 6 · 漢字 957字
- 巻十四元朝秘史 卷14 · 段落 12 · 漢字 2,166字
- 巻十三元朝秘史 卷13 · 段落 18 · 漢字 3,064字
- 巻十二元朝秘史 卷12 · 段落 8 · 漢字 2,296字
- 巻十一元朝秘史 卷11 · 段落 14 · 漢字 1,683字
- 巻十元朝秘史 卷10 · 段落 17 · 漢字 2,684字
- 巻九元朝秘史 卷09 · 段落 10 · 漢字 2,318字
- 巻八元朝秘史 卷08 · 段落 12 · 漢字 3,600字
- 巻七元朝秘史 卷07 · 段落 16 · 漢字 3,840字
- 巻六元朝秘史 卷06 · 段落 16 · 漢字 2,704字
- 巻五元朝秘史 卷05 · 段落 13 · 漢字 2,403字
- 巻四元朝秘史 卷04 · 段落 21 · 漢字 3,609字
- 巻三元朝秘史 卷03 · 段落 22 · 漢字 3,562字
- 巻二元朝秘史 卷02 · 段落 27 · 漢字 4,000字
- 巻一元朝秘史 卷01 · 段落 68 · 漢字 5,320字