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韓非子(韓非の書)韓非子
法家が一堂に集まった書である。商鞅の法と申不害の術と慎到の勢を、韓非が受け継いで一つに編んだ。人は善だから善なのではなく、悪をなしえないから善であると見て、君主が頼るべきは仁ではなく法と術と勢であると説く。
矛盾がここから出た。貫けない盾と貫けないものがない矛を一緒に売る楚の人の話で、堯と舜をともに称えることはできないことを示し、難勢でもう一度、仁と勢をめぐって同じたとえを挙げる。切り株を守って兎を待った宋の人(守株待兎)と、足を二度切られてはじめて玉と認められた和氏の璧も、この書の話である。
語ることの難しさを扱った説難には、龍の喉の下に逆さに生えた鱗の話がある。君主にもそのような鱗があり、触れれば死ぬというのだが、当の韓非自身が秦で獄に捕らわれて死んだ。
存韓には、韓非が秦王に奉った文と、そのすぐ後に李斯が「韓非は韓のために来た者なので、帰してはならない」と奉った文が並べて収められている。一人を死に追いやった文書が、その人の書に一緒に残った。
五十五篇の完訳。底本と篇ごとに漢字数を突き合わせ、一字も違わないことを確認した。 篇の順は目次の頁に記された順をそのまま従った。それが二十巻の順である。取得スクリプトが目次から篇の名を抜き出しておき、底本作りがその順とここに記しておいた順を突き合わせ、一つでも違えば止まる。 ★これまで取得した底本のうち最も清い。論衡・淮南子と違って欠字の□も壊れた字もなく、注釈の枠組みもほとんどない。手を加えたのは、半角で混じり込んだ : ; , . を全角にそろえたことと、異文の枠組み {{另|A|B}} の一箇所でAを本文としたことだけである。 底本が空行で分けた段落をそのまま従った。ただし十過・亡徴など六篇に七百字を越える塊があり、「。」の後、故・夫・是故・今・凡の前で四百字前後に分けた。この分けは底本のものではなく、ここで行ったものである。 内儲説と外儲説と八経は、綱となる文(経)を前に置き、その解釈(説)を後ろに置く組み立てである。綱の末の「參觀一」のような短い行はその条目の名なので「突き合わせて見ることが第一である」のように一行で訳した。「一曰」で始まる箇所は同じ話の別の伝えなので「ある人はこう言う」と開いた。
顯學
八經
- 八経八經 · 段落 16 · 漢字 2,279字
八說
說疑
- 説疑說疑 · 段落 11 · 漢字 2,642字
- 定法段落 6 · 漢字 857字
- 問田段落 2 · 漢字 448字
- 問辯段落 4 · 漢字 436字
- 難勢段落 7 · 漢字 1,476字
- 難四段落 12 · 漢字 1,786字
- 難三段落 19 · 漢字 3,254字
- 難二段落 15 · 漢字 2,740字
- 難一段落 18 · 漢字 3,648字
外儲說右下
- 外儲説 右下外儲說右下 · 段落 43 · 漢字 4,424字
外儲說右上
- 外儲説 右上外儲說右上 · 段落 42 · 漢字 6,264字
外儲說左下
- 外儲説 左下外儲說左下 · 段落 47 · 漢字 4,255字
外儲說左上
- 外儲説 左上外儲說左上 · 段落 67 · 漢字 6,607字
內儲說下六微
- 內儲說 下 — 六つの機微內儲說下六微 · 段落 73 · 漢字 4,766字
內儲說上七術
- 內儲說 上 — 七つの術內儲說上七術 · 段落 69 · 漢字 5,715字
- 大體段落 2 · 漢字 449字
- 功名段落 2 · 漢字 519字
- 用人段落 8 · 漢字 1,066字
- 守道段落 3 · 漢字 743字
- 安危段落 9 · 漢字 816字
- 觀行段落 2 · 漢字 353字
- 說林下段落 37 · 漢字 2,923字
- 說林上段落 33 · 漢字 3,234字
- 喻老段落 22 · 漢字 2,836字
- 解老段落 35 · 漢字 6,371字
- 飾邪段落 8 · 漢字 2,118字
- 南面段落 5 · 漢字 900字
- 備內段落 3 · 漢字 931字
- 三守段落 2 · 漢字 453字
- 亡徵段落 4 · 漢字 1,316字
- 奸劫弑臣段落 10 · 漢字 3,296字
- 和氏段落 3 · 漢字 638字
- 說難段落 6 · 漢字 1,290字
- 孤憤段落 5 · 漢字 1,478字
- 十過段落 17 · 漢字 5,275字
- 八姦段落 5 · 漢字 1,204字
- 揚權段落 10 · 漢字 1,390字
- 二柄段落 3 · 漢字 942字
- 有度段落 5 · 漢字 1,516字
- 主道段落 3 · 漢字 877字
- 愛臣段落 2 · 漢字 403字
- 難言段落 2 · 漢字 601字
- 存韓段落 9 · 漢字 1,688字
- 初見秦段落 5 · 漢字 1,710字